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イベントレポート(Vol.14)

2024年3月16日(土)・17日(日)に開催された、「にいがたアニメ・マンガフェスティバル(がたふぇす)vol.14」。古町通五番町商店街を中心に、あちこちで熱気あふれるイベントが開かれ、年齢・性別を問わず多くの参加がありました。両日とも「コスプレ参加可」ということで、思い思いの衣装に身を包んだ多数のコスプレイヤーさんが来場し、会場を盛り上げました。ご来場・ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!

以下、イベントごとに当日の様子をお伝えします!

出展ブース

古町通五番町商店街の上古町側エリアに、合計7企業・団体がブースを出展。懐かしの昭和ゲームから新作ゲームまでをその場で楽しめたり、オンライン配信イベントをブース内で行ったりと、それぞれに工夫を凝らした展示で、ご来場の皆さんを楽しませていました。

痛車展示コーナー

古町通五番町商店街の出入り口を飾ったのは、県内外から集合した数々の痛車たち!それぞれの推しに対する愛がひしひしと伝わる、細部にまでこだわった作りに、道行く人も釘付け。足を止めて写真を撮る方も多くいました。

似顔絵イベント in がたふぇすVol.14

新潟発の似顔絵師クリエイター集団「にこまる」さんによる似顔絵イベントが、古町通五番町商店街のはり糸さん前で行われました。ご自身の似顔絵だけでなく、ペットのわんちゃんの似顔絵を依頼される方もいて、ほんわか穏やかな空気。4人の作家さんが、その場で大きなキャンバスにイラストを描き、2日間のがたふぇす開催中に仕上げるという「ライブドローイング」も同時開催されました。描かれたのは、コマ割りされたマンガ風の線画イラストや、商店街を背景にカラフルな衣装で歌って踊る女の子たちを描いたイラストなど、「がたふぇす」をテーマにしたもの。寒風の中でもペンや筆を止めず、熱心に描かれている姿に圧倒されました。

小・中学生向けアニメアフレコ体験

i-MEDIA国際映像メディア専門学校 声優塔3Fには、アフレコ体験希望の小・中学生の皆さんが大集合!i-MEDIAの先生を中心に円になり、「発声」から「アフレコ」まで、先生の指導に沿って、みんなで声を出しながら体験。参加者の皆さんの隣にはi-MEDIAの学生が付いて優しく声を掛け、終始楽しげな雰囲気でした。

小・中学生向けマンガ講座

一方、JAM日本アニメ・マンガ専門学校4F大教室には、マンガ家志望・マンガが大好きな小・中学生の皆さんが大集合!冒頭JAMの先生から、本物の手描き原稿を見せていただき大興奮。細かな描き込みに驚きました。「マンガは1+1が2じゃなくても良い。それがマンガの魅力」と先生。参加者の皆さんは、先生のお手本をなぞって顔を描くトレーニングをした後、「4コママンガの最後の1コマのセリフを考える」というワークで、物語を考えるトレーニングを行いました。

第26回にいがたマンガ大賞作品展

「新潟市マンガの家」では、通常展示に加え、2階特設スペースにて「第26回にいがたマンガ大賞作品展」を開催。来場者は歴代最年少で「にいがたマンガ大賞」を受賞した作品や、新潟ゆかりの作家による描きおろしイラストをじっくりと見ていました。

アニメキャラクターデザインワークショップ

JAM日本アニメ・マンガ専門学校4F大教室にて開催された、こちらのワークショップ。講師は業界最前線で活躍するアニメーターと衣装デザイナー。「小さい頃、“ん”を連続して描くとフリルが描けるって教えてもらって感動した」「“上手く描こう”じゃなくて、まずは“好きなものを描こう”でいい」など、おふたりの実体験に基づく話を聞きつつ、ワークを通してキャラクターデザインの基本を学びました。ワークは用意されたシートに従い、基本の形をなぞりつつ、自分で考えた衣装を追加してオリジナルキャラクターを作成するというもの。参加者の皆さんは小中学生から大人の方まで、さらに海外からご参加の方もいらっしゃいました。

キャラクターボイスワークショップ

i-MEDIA国際映像メディア専門学校 NEXT1シアターにて開催されたのは、現役声優のおふたりを講師に迎えた「キャラクターボイスワークショップ」。「インプロ」という即興劇を通して緊張をほぐしつつ表現力を磨くトレーニングを、子どもから大人まで参加者全員で体験しました。最後はアニメ動画に合わせたアフレコ体験。ところどころ、講師のおふたりから「現場でのリアルなお話」を伺うことができたため、参加者の皆さんはプロの現場をイメージしながら体験できたようです。

温泉むすめトークイベント in がたふぇす Vol.14

同じくi-MEDIA国際映像メディア専門学校 NEXT1シアターにて、温泉むすめのキャラクターの声を担当する越後湯沢かすみ 役 東城日沙子さん、奏・バーデン・由布院 役 和多田美咲さん、皆生なぎさ 役 柊優花さんによるトークイベントと、温泉むすめ総合プロデューサー橋本竜さんと音響監督 吉村尚紀さんを迎えた、特別トークセッションが開催されました。温泉むすめの今回のがたふぇす選抜メンバーの3人は、このようなイベント時にだけ着ることができる「袴衣装」に大興奮。ファンの皆さんも「かわいい!」と絶賛されていました。プロデューサーと音響監督からは、温泉むすめの誕生秘話やオーディションに当たり大切にしたことなど、貴重なお話を聞くことができ、i-MEDIAの学生さんたちの質問にも真摯に答えてくださいました。

アニメプロデューサー植田益朗スペシャルトーク

古町通五番町商店街ヤマシタ新潟古町店さん前の「がたふぇすPRコーナー」にて開かれた、こちらのトークショー。『機動戦士ガンダム』など、数々のアニメプロデュース経歴をお持ちの植田益朗さんから、貴重なお話を伺うことができました。アニメ界の大御所でありながら、大変気さくにお話くださる植田さん。オフレコ話もあちこちで飛び出し、そのたびに会場が沸いていました。

がたふぇすアニソンライブ2024

新潟市音楽文化会館にて開催したこちらのライブ。今年も大いに盛り上がりました!出演アーティストは、出演順に、石田燿子さん、ChouChoさん、温泉むすめさん、アイカツフレンズ!さんの4組。

石田燿子さんは変わらぬ美しいハイトーンボイスを披露し、同じく美しいハイトーンボイスが魅力のChouChoさんは新曲を披露。その後、石田燿子さんを呼び、おふたりでのスペシャルコラボステージで会場を盛り上げました。

温泉むすめさんは、「チョイナー!」というお決まりの元気なあいさつと共に登場。最後には、今回販売された限定デザインタオルを手に、「青春サイダー」を観客の皆さんと熱唱しました。

アイカツフレンズ!さんは、「この衣装、5年ぶりに着たんです」「着れて良かった!うれしい!」と打ち明け、会場を沸かせました。最後は「アイカツフレンズ!」を熱唱し、当ライブを締めました。